人間の○○さんが出来るなら人間の私も出来るは自信過剰か?
どうもこんばんは!
コミュニケーション能力に関しては自信がない私でも、技術に関することになると急に変な自信が出てしまう痛ネイリスト育成アドバイザーの「いとう」です。
自信過剰になりすぎて自分を過大評価しすぎるとあまり良いことがないのですが、ちょうどいい自信なら自分のレベルアップのためのやる気になるのでは・・・?と思っています。
「私めっちゃ早いから!」
私はネイルの仕事をする前、アパレルで働いていていました。
服飾の学校を卒業しミシンが触れるお仕事に就きたかったこともあり、ズボンの裾直しができる職場に就職しました。
ミシンを触れることを伝えていたこともあり、すぐに補正の仕事を入れてもらえました。
ただすでにその補正にはとっても仕上がりが上手で早い人がいました。
「私めっちゃ早いから困ったら呼んでね~」と言われました。
皆からもお墨付きの早さ!
任されたからには自分でやりたいんじゃ!!そしてせっかくミシンに触れる補正の業務から外されたくない!となった私は絶対この人を超えてやる!!と思いました。
超えるために私はとにかく自主練した
職業用ミシンはかなり早く危ないので何度も練習しました。
その上手い人の隣で一緒に塗ったり、仕上がりを見てもらい、最初は15分かかっていた裾上げが、5分で両足裁断して縫ってアイロンをして仕上げる早さを身に着けました。
その頃でしょうね、
「人間の○○さんが出来るなら人間の私も出来るのでは・・・?!」という変な自信が顔を出してきたのは。
ネイルに転職後にもデジャブが起こる
以前のネイルサロンも同じように時間との闘いだったので、「早いことは正義」という感じのサロンでした。
そしてその中でも「△△店の○○さんは施術が早い」と噂されておりました。
他店のネイルサロンへヘルプにいくこともしばしばだったので、△△店に行くことになりました。
すぐ隣でネイルをしていると、私には何が行われているのかわからないぐらいの速さで終わるんです。
しかも前回だれがつけたネイルなのかも履歴があり調べられる状態だったので、綺麗だったな~と思って履歴をみるとその施術の早い方だったということがあったことも覚えています。
こんなんできたらみんなに必要とされるだろうしかっこいいな!と思い私も真似ることにしました。
ただ工程が多くてそんなすぐに早くならないのが現実
以前のサロンが工場だったと表現するときもありますが、すべてがつまらなかったわけではなく、こういう技術を向上させることにおいてはずば抜けていたので、気になったものはインプットしてすぐに行動に移しておりました。
ただそんなすぐに出来るようになるわけではありません。
そりゃそうです。その方はもうすでに4~5年は経っているベテランの店長でしたから。
なんでよりにもよってその店長を真似ようと思ったのかわかりませんが、アパレルのと「練習したら早くなれた」こともありきっと私も出来るようになれる!というかなるしかない!と思いました。
真似てたら注意された
私は早くなりたいだけ、誰にもお手伝いを必要としない、むしろみんなを助ける存在になりたい!と思って頑張っていたのですが、裏目にでました。
せかせかしているのがお客様に出てしまっていたのです。
ありがたいことに口コミに書かれてしまう前に、そのときの店長に「なんかいとーさんの施術中、道具がガチャガチャうるさいけどあれどうにかならない?」と注意されたのです。
私は急ぐあまり気にしていなかったのですが、言われてみるとネイルニッパーをガチャーン!プッシャーもカーン!と言わせながら片付けもいそいそと行っていたのが周りからみて急いでいるように見えるとのことだったのです。
なるほど!音と所作か・・・!そう思った私は無音を意識しました。
やすりを空中で持ち替える
すごく口だと説明しづらいのですがウォッシャブルファイルには2パターン持ち方があるのですが、床に落ちてカンッと音がする前にファイルを持ち替える技を習得したり、ネイルニッパーを優し~く片付けるかわりに片手はカラージェルを手元に持ってきたり・・・など早くなるために両手を駆使して急いでる感を出さないようにするために2年ほどかかりました。
私はかなり下手をこく人間なので一緒に入ったひとよりも上手になるまでだいぶ時間がかかりました。
ただ1日に8人ものお客様に施術できる環境だったのでそこはとても良いと思いました。
今日はこれをやってみよう!が出来なかったときは、なんでだ??
をすぐに方向転換し、「こうしたら出来るのか!」と気づけることが出来たからです^^
そのおかげで「急かされた」というような口コミをもらうことなく早く施術することが出来るようになりました。
比較するために最初は音あり動画を撮ったらもう音ありがあまり出来なくないっていました(汗)
なので最初の画像は少しやり辛そうにしています。
技術は一朝一夕にしては習得できないけど出来るようになれる日はいつか来る
そう、技術って自分がやればやった分だけ出来るようになるんです。
飲み込みが遅くたって必ず自分の糧になっています。
だからその自分を裏切らない技術ってやつは本当に極めていくと楽しいけれどやらなきゃそれだけ出来なくなってしまいます。
やる!ときめたらぜひ時間がない中でもなんとか時間を捻出してあなたの1upのために頑張ってみることをおススメします。
まとめ
ほどほどの自信は自分のレベルアップの糧になります!
それに、独立したり、何かを始めたりするには何よりも一番自信が必要だと思っています。
ただ、私みたいに周りが見えなくなってしまうときもあるので頑張るにしてもほどほどに、自分に無理のない範囲で頑張りましょう^^