解決!髪の毛塗ってたら髪の毛先が太くなる現象どうにかならんかの?
こんばんは!
痛ネイリスト育成アドバイザーのいとうです^^
痛ネイルをやっていると筆がどんどん英語の「J」の形にカールしてきませんか?
今回はあのカール筆を使って髪の毛を塗っちゃいますよ!
まず用意するもの
- ライナージェルとワンカラーが出来る緩いジェルの中間ぐらいの固さのカラージェル(髪の色に使用)
- Jカールしている筆
- あれば修正用のブラシ
- あればそのキャラの肌色と同じようなライナージェル
こちらがあれば十分かと思います。
注)髪の毛がまっすぐなキャラの場合はJカールブラシはおススメ出来ません。
描き順
髪の毛の下書きする
まずは下書きをしましょう!
ここからJカールしている筆がめちゃくちゃ役立ちます。
だって自分が頑張らなくても、もうカーブがついているので。
この写真ではうっかり忘れちゃってますが頭の大きさをどれぐらい広げていくのかを下書きで描いておくだけでも、頭でっかちor変にちいさくなってしまうのを防げます。
特に前髪に特徴のあるようなキャラの場合は、どこで髪の毛が跳ね上がっているのか、などがわかるように下書きを描いておくと目安としてかなり有効です。
そのまま髪の毛のベースを塗るぞ~!
先ほどの下書きからはみ出ないように髪の毛のベースとなる色を塗ります。
髪の毛のベースは、細い毛先も塗りやすいように、ライナージェルのような硬いジェルとワンカラーが出来る緩やかなジェルを使用します。
なぜそんな絶妙な硬さのジェルなのかというとこんなことを防ぎたいから!
- 広い範囲を塗るため硬化不良を防ぐ
- 柔らかくて描いたところが滲む現象を防ぐ
私はジェルが緩くて滲むのをよくやってしまうのですが、あれはすごく・・・泣けます。
努力が水の泡になってしまうイメージですかね・・・。
でもそんないろんな種類のライナージェルなんて持ってない・・・という方に朗報です。
私はジェルグラフのカラージェルを使って髪の毛の色を作ることが多いのですが、正直それだけでは滲みます。
なのでこんなのを使っています^^
この中にいれて数日するとジェルの粘度が硬くなるので髪の毛のような滲んでほしくないようなアートにはぴったりです。
このままだととても扱いづらいほど硬いので、緩いフレッシュなジェルグラフのジェルと混ぜてカラーを作ったりします。
このパレットは濁ったカラーを表現するのにも最適なのであまりキレイに使わずに独特な色が出てくれるように混ぜ混ぜしています。
カラーの話が長くなってもいけないのでこの辺で。
気になるJカールブラシの使い方です!
髪の毛の毛先に目掛けて優し~くブラシの先をのせて、毛の流れにそってカラージェルを引ききる!
です!
髪の毛の毛先から根本へ目指すことで、きれいに描き上げた髪の毛っぽい細いラインをキープすることが出来ます。
ここで気を付けて欲しいこと
- ジェルが先端に溜まるのを防いでほしいので、ブラシの根本から先端までカラージェルを取り、ジェルがブラシの先端に溜まってきたらその都度ジェルを筆全体になじまること。
- 前髪だけ描いたら止めずにジェルが毛先に流れて滲まないように頭の真ん中あたりまで引ききること。
- ジェルを多くとりすぎないこと。
とにかく滲ませないようにしましょう!
前髪が塗り終わったら硬化させずに頭全体に色を入れてから固めましょう。
凹凸がなければ影もとても描きやすいです。
影を描く
影も同じような筆の動きで描いていきましょう。
光が当たっている部分は後から描くのでこのまま服や顔などが描き込めているか確認が出来たらノンワイプのジェルでコーティングしていきます。
髪の毛の輪郭線を描く
最後まで大活躍なのですが、ここでもJカールブラシで輪郭線を描いてもいいですしやりづらく感じるようなら状態の良い極細のライナーブラシで描いていきます。
肌の影をつける
肌色と同じようなライナージェルと影の色を混ぜ混ぜしていきます。
結構濃いか?と思うぐらいがおススメです。
これで、もしもはみ出てしまったり滲んでしまった髪の色があっても修正が効く場合があります。
私はやり忘れてしまっただけなのですが、コーティング後に入れることでくっきりとした影が入れられるという発見がありました!
やったね!
髪の毛のハイライトを入れる
最後につやっつやに見えるように髪の毛のハイライトをいれましょう!
真っ白のままだと不自然なので、白に髪の色を少し混ぜることで自然な仕上がりになります。
眉毛も入れて他も描き込めば完成!
眉毛の色もいれて輪郭線を全体に描いていけば完成です~!
この子の眉は前髪に被っているというのもあり、あとから描いちゃいましたが、現実的に描くなら前髪をよけてラインをいれてあげてもいいです^^
これは好き好きなのでどちらがいいかはご自身で選んでみてくださいね。
いやあ、ショタだな~!
今の季節は完全に梅雨なのですが、先走りすぎて秋な子を描いてしまいました(笑)
まとめ
今回は髪の毛を滲ませない塗り方を紹介しました!
滲ませないようにするために
- カールしているブラシをあえて使ってみる
- でも髪の毛がまっすぐなキャラにはカールブラシは不向き
- カラージェルの硬さを確認してみる
- 髪の毛先を塗るときは毛先から根本に流れるように塗ってみる
- 滲んでしまった対策として肌色と同じようなライナージェルで影の色を作り影を作ってごまかす!
こんなことに気を付けたりやってみるといいよ、ということを紹介していきました!
私は何度も何度も髪の毛の毛先が上手くいかなくって悩んでいたのでこれで少しでも同じ悩みの方が解決したらいいなあと願っております^^
少しでも楽しく痛ネイルが出来ますように!
ps
ちなみに私は痛ネイルをするけど、そのなかでも痛くない痛ネイル作品を目指しているので全体でみるとこんな仕上がりになりました^^
痛くないどころかおしゃれなのでは・・・?!
と自画自賛しています。
痛ネイルばかりやっていてベースデザインが心底苦手な時期もあったので、こういうテーマ(キャラ)だったらどんなデザインが可愛いかな?と考えるのも、スキルアップに繋がるのでおススメです。