痛ネイルで目を上手に描くコツ
どうもこんばんは!
メモ帳に落書きするならつい目をたくさん描いてしまう痛ネイリスト育成アドバイザーのいとうです^^
今回はお客様からご質問のあったので記事にしてみました。
目周りのチェック項目を作ろう
目はかなり情報量でいっぱいでそのキャラらしさを出すといってもいいのでは・・?と思います。
描けるようになると結構楽しくって落書きもついついしちゃうパーツなのでコツを掴んでいきましょう^^
前回顔のバランスが上手くいかないの質問を頂いたことがあったのでバランス以外のコツをせっかくなのでピックアップしていこうと思います。
バランス以外となると他にあげられることといえば
キャラの眼周りの確認事項
- 眼の光の有無
- まぶたのラインは何本?
- 目周りのシワはあるか?
- まつ毛は何本ぐらいでどれぐらいの長さか?
- 目の中は何色のグラデーションなのか?
元の絵よりと比べてわかること
- 老けてないか?
- 若返ってないか?
- たれ目か切れ目か?通常か。
元の絵をマジマジとみてこれらをピックアップしていきます。
目だけで結構確認することは多いのですが、自分でチェック項目を作って書いたらチェックを入れるなどすると書き忘れが減ります^^
私もよく、まつ毛書き忘れた!眉毛書き忘れた!とかよくやりますから(笑)
実際に描いてみよう
そうは言っても描いてみなきゃわからんね!という話なので実践していきます。
今回は、「少年、イケメン、イケオジ」の3種類のお目目を使って解説していきます。
お題となるイラストはこちらです。
1,下書き
肌色などを使い自分が見える程度の薄い色で目を描きたい場所にラインを入れていきます。
こちらは硬化してもしなくてもどちらでも大丈夫です。
2,白目を作る
目の大きさが取れたら、今度は白目を塗っていきます。
このときのポイントは、瞳の部分も白を入れること!
そうすることで瞳のカラーを入れたときにきれいに発色してくれます。
こちらは硬化しましょう。
3,白目に影を入れる
もし影があるキャラならば、紫やブルーなどでくすみのカラーを作り、白目に影を入れます。
影はコーティングしてしまうと薄くなってしまうのでこのお写真ぐらい濃く入れてあげるといいと思います^^
4,瞳の薄いカラーを入れる
瞳の大きさと同じようにカラーを入れます。このとき急に瞳のカラーをいれるのが怖ければ肌色で下書きをしてから瞳のカラーを入れると失敗しずらいです。
ここでの注意点は目が飛び出るほど厚塗りしないこと。
飛び出てしまうなら少量でしっかり発色するジェルを使うと回避できます。
その場合は、LUCUジェルやGELGRAPHがおススメです。
5,瞳の濃いカラーを入れる
濃いカラーが瞳の上部に入るので塗りこみます。
薄い→濃いカラーの順番でいれることで修正がしやすくなります。
濃いカラーの修正は隠しづらいですから(汗)
ここでの注意点もやっぱり目が飛び出るほど厚塗りしないこと。
少年の目ぐらい広ければ表現できる濃いカラーも、イケメンや、イケオジの目は瞳が小さくなっていることもあり、濃いカラーが入れずらいときがあります。
この時は描く爪により線一本か点でしか入れられないこともあると思うので無理せず入れられる分だけ入れておきます。
6,眉毛も描く
せっかくなので眉毛も描いちゃいました^^
眉毛はよく見ると真っ黒じゃない子もいます。
よく色を見て、そのキャラに適したカラーをいれてみましょう。
色に迷ったらこんなツールもありますよ。
7,一度ノンワイプでコーティングする(とっても大事!!)
とその前に!!
最初にピックアップした、キャラの眼周りの確認事項や元絵と確認する事項を思い出してください!
書き漏れなどないでしょうか・・・?大丈夫ならコーティングしましょう!
ノンワイプでコーティングするメリット
- ラインを修正してもカラーが色あせてしまうのを防ぐ
- ラインを修正したときにカラー沈着を防ぐ
- ラインを描くときにガタガタしないのできれいでまっすぐのラインが引ける
そう、すべてはラインのため。そして、ここまで頑張ってきた苦労を水の泡にしないための大事な工程です。
私はうっかりこれを忘れてラインを描いてしまい、修正が必要になったときにこれまで頑張って色塗りしてきたキャラを台無しにしたときは自分を呪いました。
そうならないためにもぜひコーティングを忘れないでくださいね!
ただし、、、ノンワイプをつける前に注意点があります。
ノンワイプでコーティングするデメリット
- ノンワイプとライナージェルの相性によってはラインが描きづらくなることもある
ということを覚えておきましょう。
今回私が使用したのは、agehaのノンワイプとONIライナーです。
これ以外の組み合わせの場合サラサラまっすぐラインを引けない場合があるので、作品を作る前に一度試してから描くことをおススメします。
8,ラインを入れる
ライナージェルでラインを入れていきます。
今回私はONIライナーのブラウンを使いました^^
控えめに言ってとってもお気に入りです・・・!!(笑)
ジェルポットから出して使うのではなく、一度パレットに出すことで自分の描きたいラインの細さに調整しやすくなります。
面倒くさがりの私でも何度もライナージェルをブラシにつけるたびに細く描けるか試し書きしているので痛ネイルが描きあがるころには犬のしっぽみたいなものも一緒に出来上がってたりします。
9,瞳の光を入れる
ライナージェルで瞳の光をいれます。
本当に私はこの瞬間が大好きです。
この光を入れるためだけに痛ネイルを描いているといっても過言ではないです(笑)
それぐらいこの命を吹き込む作業が好きです。
虚ろな目が「いやー!!かっこいいー!!そして可愛い!!」ってなります。
ただ、虚ろな目が元絵なら、光を入れるのをグッと堪えます。
一回虚ろな目の子に光をいれたことがあるのですが、なんか雰囲気だいぶ違うとなったことがありました・・・(泣)
10,コーティングする
本来なら、目以外のすべてを塗ったりラインを描き終えてからコーティングをしていきます。
ほら、2回目のコーティングで白目の上部にいれた影もいい感じに馴染んでおります。
どうでしょう・・・?
少しでもコツになることがお伝え出来てたらいいなあと思います。
というわけで本日学んだことをまとめにちゃいましょう!
まとめ
目を描くときのコツは
- キャラの眼周りの特長をピックアップしてメモる→描けたらチェック!
- 瞳の部分も白を入れること!
- 2度コーティングするので影は少し濃い目でOK
- 無理して瞳の濃いカラーを入れなくてもOK
- 1度コーティングする前に描き漏れがないかどうか確認する(休憩をいれるのも有効)
- ラインはすべてライナージェルを使用する
でございます!
・・・ちと多いですね(笑)
ただ一気には大変だし忘れてしまうので1つずつ気を付けて自分のものにしていってください^^
きっと細くて繊細でかっこいいお目目が描けるようになりますよ♪
他にもこんなお題の記事をネイルチップ入りで書いてほしいなどがございましたらお気軽にお問い合わせくださいね! おしまい。